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GitHub Copilot for Azure の一般提供を開始:Agent モードにも対応

Madoka Chiyoda's avatar
Jun 25, 2025

GitHub Copilot for Azure が一般提供開始。Agent モードでコードからインフラまで AI が自動化し、VS Code 内で Azure 開発・運用を加速します。

新しい DevOps 時代の扉を開く

 

GitHub Copilot for Azure は、2024 年 11 月の Microsoft Ignite カンファレンスで public preview として公開されました。これにより、開発者、IT 運用者、DevOps 実践者たちは、自分たちの Azure 環境にて、自然言語でリソースをプロビジョニング・構成・管理できるようになりました。

 

それ以来、多くの方々が AI を活用した開発アシスタントとして GitHub Copilot for Azure を活用し、Visual Studio Code から直接 Azure 上でアプリケーションを構築・管理する方法を変革してきました。早期導入者の方々からは、Azure 開発のスピード向上に関する大量のフィードバックをいただいています。GitHub Copilot for Azure は、学習コストを大幅に下げ、コンテキストの切り替えを最小限に抑えることで、ユーザーの生産性の向上を支援しています。

 

そしてこのたび、GitHub Copilot for Azure の GA (General Availability) (一般提供) を発表できることを嬉しく思います。今回のリリースは、GitHub Copilot for Azure が本番環境およびエンタープライズ規模での運用に対応、という重要なマイルストーンとなります。また、今回の GA にて Agent Mode (エージェントモード) がサポートされ、すべての Azure 開発者に “エージェント型 DevOps(agentic DevOps)“ という新しい開発スタイルが利用可能になる。

 

 

GA (一般提供) した主な機能

 

このリリースにて、GitHub Copilot for Azure はこれらの機能を提供します:

 

  • Visual Studio Code との高い互換性 : いつもの開発ワークスペースにそのまま統合
  • シームレスな Azure 統合: あなたの実際の Azure リソース情報をコンテキストとして使用して、カスタマイズされた最適なソリューションを提供
  • Agent モード オーケストレーション : コード補完を超え、マルチステップのインフラストラクチャと DevOps ワークフローをオーケストレーション&実行
  • エンタープライズ セキュリティとコンプライアンス : 組み込みのセキュリティとアクセス制御を備え、本番環境や機密性の高いワークロードに対応

 



Azure 機能を Agent モードに統合 ― エージェント型 (Agentic) DevOps を実現

 

この GA に伴い、GitHub Copilot for Azure の Agent モードがサポートされます。Agent モードでは GitHub Copilot が 主体的で知的なチームメイト となり、コード提案だけでなく、複雑な DevOps 指示を分割・調整し、必要に応じて Azure リソースへ直接操作を行います(ユーザーの承認を得てから実行されるため、無断での操作は行いません)。

 

Agent モードでできること

 

* 🚀 Azure ライブラリとベスト プラクティスに準拠した コード生成

* ⚙️ Azure リソース用の Infrastructure as Code(例: Bicep)ファイルの作成・編集

* 🛠️ Azure 上での アプリケーションのデプロイやトラブルシューティング

* 📖 証明書の有効期限やリソース ヘルスなど、あなたの Azure リソースの情報を取得

 

次のサンプル プロンプトを使用して、Agentic DevOps のパワーを体験してください:

 

* 「Azure のストレージ アカウントをリージョン別に一覧表示して」

* 「私の他のサブスクリプション全体を検索して」

* 「West US にストレージ アカウントを作成する Bicep テンプレートを生成して」

* 「Bicep テンプレートの新しいストレージ アカウントの名前を変更し、アルファベット以外の文字をすべて削除し、リージョンも West US ではなく East US に作成して」

* 「azd (Azure Developer CLI) を使って新しいストレージ アカウントをデプロイして」

 

 

はじめましょう

始め方はとても簡単です:

  1. Visual Studio Code Marketplace から GitHub Copilot for Azure をインストール
  2. VS Code で GitHub Copilot Chat を開く
  3. モードを Agent モード に設定
  4. 自然言語で Azure 関連タスクを指示
  5. 初回実行時に Azure サインインと必要な権限を承認
  6. 詳細なチュートリアルは「GitHub Copilot for Azure の使い方」 を参照

 

インテリジェント クラウド開発の未来へ

 

GitHub Copilot for Azureの GA (一般提供開始) は、すべての開発者と IT チームが Azure を活用してより多くの成果を達成できるよう支援するという、私たちの継続的な取り組みの証です。強力な新しいエージェント機能を備えた GitHub Copilot for Azure は、イノベーションの加速、運用効率の向上、そして複雑なクラウドプロジェクトの確実な管理を支援します。同時に、手作業の負担を軽減し、AI 主導の DevOps の可能性を組織全体で最大限に引き出します。

 

翻訳元記事:

https://devblogs.microsoft.com/all-things-azure/announcing-general-availability-of-github-copilot-for-azure-now-with-agent-mode/

Updated Jun 25, 2025
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